パソコンを作ること自体は、『自作パソコンとは?』で「プラモデルより組むのは簡単」と書いたぐらいですので、当然難しいことはありません。 では、なぜそう説明したのかを解説していきたいと思います。

 聞くより実際に見てもらう方が早くて分かり易いと思うのでいい加減な画像を用意してみました。

 他にも配線や基盤等写っていますが、とりあえず今の段階では赤い文字で記されてあるパーツ名だけを気にして下さい。
 上記の「PCケース」「電源ユニット」「マザーボード」「CPU」「メモリ」「光学ドライブ」「ハードディスク」の計7個のパーツでパソコンは作れます。
 各パーツの詳しい内容は【各種パーツの基礎知識】にて説明するとして、簡単にどういう役割をしているのかをざっと説明します。


 「PCケース」
 全てのパーツがここに集約されます。

 「電源ユニット」
 マザーボードやCPU、光学ドライブ、ハードディスク等、全てのパーツに電気を供給します。

 「CPU」
 パソコンの頭脳にあたる部分です。

 「メモリ」
 CPUで処理した内容等を一時的に保管する領域です。

 「光学ドライブ」
 CD/DVDドライブの総称です。

 「ハードディスク」
 データ等を保存する場所です。

 「マザーボード」
 主要となる基盤です。この基盤にCPUやメモリ等を装着します。光学ドライブやハードディスク、PCケースの各種スイッチ類等の配線も、この基盤に接続します。


 ざっとですが、簡単に説明してみました。さすがにパソコンを全く触った事が無い人がこのページを見ているとは思えないので、 説明するまでも無いようなパーツもあったかと思います。各パーツの役割についてはなんとなくは分かってもらえたかと思います。
ですが、『なぜパソコンを作るのか?わざわざ作る手間をかけなくても、メーカー製のパソコンが売ってあるけど?』と思うかもしれませんので、 次で説明していきたいと思います。