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季節は残暑が次第に引いていこうかという時期。 俺は目覚め、そしていつものように学校へ行く仕度をしようとしていた。 そこへ、血相を変えた妹のぼたんが飛び込んでくる。 「兄ゃー!?帰ってたの!?」 「何言ってんだ?」 「何って、兄ゃー昨日から丸一日帰ってこなかったじゃない!」
無くした記憶と、携帯電話。
空白の時間で何が起きたのか、それとも、これから何が起こるのか。 「彼女達」との出会い。
俺は、やはり平凡に生きる事は出来ないのだろうか……?
まあ、何とかなるだろう。とりあえずメシ。 |